ニ十七之巻 伝える絆 脚本:大石真司 監督:石田秀範 2005年08月14日放送
バケネコ集団に対し、紅となった響鬼。
まず、1匹を軽く退治。
バケネコのトリッキーな動きに翻弄されながらも反撃します。

しかし、このバケネコ、音激棒に食いつくという行儀の悪さ。。。
響鬼は咥えられた音激棒から炎を放ち「猫舌め。」と逆襲。
あっさりと、このバケネコも退治いたしました。

が、残った1匹はオオモトのバケネコだったようで、響鬼に反撃を加え逃げ去ってしまいました。
響鬼はディスクアニマルを2体追跡させ「よろしくな。」
深追いはしないようです。


たちばなでは、明日夢があきらから「ツトムが鬼の修行中に辞めちゃった人だ」と聞きますが、
誰の弟子だったかを即座に質問します。
そしてツトムがヒビキの弟子ではなかった事を聞くと、すごくホッとした様子。

やきもちかい?明日夢君。。。
そんなことならヒビキさんに弟子に取って貰いなよん。(笑)


バケネコを追跡するベースキャンプから離れ、1人で森を捜すザンキ。
一旦ベースキャンプへ戻ろうとしたその時、壊されたディスクアニマルを投げつけ、
「鬼か?」と問い掛ける、童子と姫。

「前はな。」

そう言い放つと素手で戦闘を開始するザンキ。

非常にカッコいいです。
ただ、思ったよりも体が細かったんですね、ザンキさん。

そして童子と姫は突然消え失せ、
代わりに現れた白い服の男が念力のような力でザンキを金縛りにします。

そのころ町で見かけた童子と姫を必死で追っていたイブキがついに追いつきましたが、
ある方向を見つめた童子を前にしてイブキも金縛りに遭ってしまいました。

さらにその童子が手を前に突き出すと、別の場所に現れた白い服の男が呼応するかの様に手を突き出し、その瞬間にザンキは川へと吹っ飛んでしまいました。

イブキに追いついた香須実は先の「童子と姫」の行方について質問しますが、
イブキは見失ってしまった事を伝え、さらに、
追っていたのは童子でも姫でも「クグツ」でもないと発言します。

なるほど、黒い服や白い服は「クグツ」というのですね。。。
今回のエピソードで、イブキが見た童子と姫に似た者がクグツを使い、童子と姫を作り出し、
その童子と姫が魔化魍を育てる…

そんな構図が見え隠れし始めましたね。
でも。イブキくん、香須実さん、君たちが話をしているその目の前の家、
そこがアジトじゃないんですかぁ?


川に落ちたザンキはベースキャンプへ戻ると
「バケネコは目が良いからディスクを透明にして撒き直せ」
そうアドバイスをヒビキとトドロキに与えると、早速2人はディスクアニマル達を放ちなおします。

ディスクアニマル達、今度は上手い事バケネコの潜む神社を発見したと思いきや、天井にへばりつき隠れていたバケネコ軍団にコテンパンにやられてしまいました…。


さて、お菓子の山にまみれて道具を開発するみどりの前に現れたツトム君。
最初は軽い近況報告などの後、最近の魔化魍達がタチが悪くなったと愚痴を聞かされますが、
話題はヒビキの弟子のことに。

ツトムはみどりに、「ヒビキは弟子を取っていないけど、鬼ではなく、男として明日夢に何か伝えようとしているみたい」と聞かされ、自分の修行してリタイアしたことも踏まえ、明日夢と2人で話をします。
自分のしたい事を見つけてそれをがんばれよ、みたいな。。。

もっともな事ですが、やっぱ微妙に、みどりもツトムも、明日夢に対して「ヒビキの弟子」になって欲しいなー。みたいな感情が見え隠れするのは気のせいでしょうか?


たちばなの店内では、地下に下りたままなかなか戻ってこない明日夢にイライラしているあきら。
そこへまたもやスイカを持って現れた持田ひとみ。
スイカにはあきらも面食らいましたが、ひとみはなんと、店を手伝い始めました。あらあら。


トドロキが日菜佳に監督されながら太鼓の稽古をしている横で
ヒビキはみどりに「当たり映像のディスクアニマル」の修理方法を聞き、修理する傍ら
ザンキに「弟子は無理なのか?」と訊かれます。

ヒビキいわく、弟子はとっているつもりだと。
明日夢が鬼になるならないは別として、男として何かを伝えられればいいなと。
思っているそうです。

その気持ちはおそらく、ザンキがトドロキに対して思っているものとなんら変らないのだと2人は分かっているようで、なかなか良いシーンだなと思いましたが、笑いで和ませてくれたのはもちろん、
ヒビキがした、ザンキのモノマネでしょう。

うちの戸田山は、「カワイイ、カワイイ、カワイイ、アー。」
結構、似てます。(笑)


ディスクの修理が完了したヒビキ。
映像を確認すると、バケネコが潜む神社へ急ぐ事にします。


たちばなではみどりに挨拶を終えたツトムと明日夢が店内に戻って来ました。
明日夢はひとみが働いている事にビックリしますが、さらにあきらにも
「どこへ行ってたんですか?」と首根っこを捕まえられます。(笑)

明日夢、モテモテです。

余談ですが、ひとみがのれんを掻き揚げる仕草と表情も非常に良い絵だなと思いました。


バケネコが潜む神社へ到着したヒビキとトドロキを待ち構えていたのは無数に増えたバケネコ軍団。
2人は早速、変身し、ひとしきり攻防を繰り広げた後、響鬼は紅へとさらに変身。
2人は順調にバケネコを退治して行き、とうとう親バケネコだけとなりました。

この親バケネコ、やはりかなり強く、
響鬼紅がバケネコに捕まっている背後から轟鬼が太鼓を仕掛け、音激を叩き込みますが、
太鼓自体が破裂!

さらに響鬼紅の血を吸おうとしますが、ディスクアニマルが助けに飛んできた隙に、
響鬼紅は必殺「灼熱真紅の型」で勝負を決めます。

雨に濡れた紅もなかなか絵になっていました。


さて、3個のスイカがあるたちばなに帰ってきたヒビキ達。
花火大会があるのでそれを
見ながらスイカを食べる事に。

屋上へズラリならんだみんな。
当然、スイカを配るのはトドロキ。
ザンキが日菜佳と話しているのが多少気に食わないようですが、

それにしてもスイカを配っておいて、自分だけ焼きそば食うんかいっ!?トドロキ!(笑)


明日夢はヒビキに今日、ツトムがたちばなへ来た事を話すと
どんな話をしたか訊き返しました。

すると明日夢は「鬼になるのは大変だって。」

ヒビキは「だから俺たちは鍛えつづけなきゃいけない。」

明日夢は「はい!」

どうですかね、明日夢くん、鬼になる日も近いんじゃぁ?

そしてヒビキは明日夢に「たまや」「かぎや」の話をしたんでしょうか?


そして今週もありました、劇場版のショートコント、
ザンキさん、いや、トウキさん、最高です!

今週はザンキさんが堪能できた回でした!
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