三十一之巻 超える父 脚本:井上敏樹 監督:諸田敏 2005年09月11日放送
助けに現れた炎の向こう側にいる響鬼に、消防士だった父親の姿を見た桐矢京介。

音激棒を落とした響鬼に、それをとって響鬼に投げ渡す明日夢。
すぐさま音激棒で響鬼は攻撃を加えるますが、
とどめを刺される前に魔化魍は逃げ去ってしまいました。

威吹鬼とともに後を追う響鬼を、桐矢は黙ってみつめています。


2人は帰路につきましたが、相変わらず桐矢は黙ったまま。
その理由を明日夢が尋ねても、桐矢はとりあいません。
とりあえず明日夢は、今、目の前にした響鬼達の事を他言しないように頼みます。

すると桐矢は…

「君とは長い付き合いになりそうだ。」


先ほどの魔化魍「カシャ」を見失なった響鬼と威吹鬼。
童子と姫を伴っていない事に疑問を抱きますが、
魔化魍の捜索は威吹鬼が担当し、ヒビキは「たちばな」をまかされます。

ちょっと不満げなヒビキ。(笑)


次の日の学校では、持田に、明日夢とヒビキの関係を尋ねる桐矢。
さらに明日夢が帰宅すると、そこには桐矢の姿が。

「なんなんだ、コイツ、ストーカーにでもなるつもりかぁ?」
と思いきや、明日夢が、ヒビキと共に戦っていない事から、
桐矢は、明日夢とヒビキはそんなに親しくないと判断し、早くも失望したよう。(笑)

また、桐矢の父親はすでに他界しているため、父親を超える事は物理的に不可能であるが、
明日夢の父親は生きている。

しかし明日夢は、自分の父親に会うことをしていない。
「男は自分の父親を超える事で強くなれる」
を持論とする桐矢には、ヒビキと共に戦わず、父親にも会わない明日夢の事を
「中途半端」と言い切ります。

桐矢が帰り、母と2人で食事をとる時に、思い切って明日夢は、母親に父親との事を尋ねます。
母は多少の動揺をみせながらも、2人の事を話しますが、
明日夢にはピンと来ないよう。

そんな明日夢を、まだ子供なんだよと、あしらわう母。
しかし、明日夢は母に、父親に会ってもいいか?と尋ねます。
すると母は、黙ったまま、住所を書いたメモを明日夢に手渡しました。


明日夢は、神社の境内で、今日の桐矢との会話をヒビキに話します。
するとヒビキは、悩んでダメなら行動するしかない。
父親に会う事を勧めます。

謎の洋館では、新しい魔化魍が順調に活動しているのを確認し、成功だと、
男女が話しています。
そして、その脇には、また「新たな発明品」が完成しようとしているよう…。


ヒビキに会う為に、たちばなを訪れる桐矢。
いきなり桐矢はヒビキに勝負を申し込みますが、ヒビキは取り合いません。
そこで桐矢は、みたらし団子を注文し、その場にとどまります。


父の家を訪れる明日夢。
玄関のチャイムを鳴らすと、お隣りのおばちゃんから留守だと言われます。
一旦は立ち去ろうとした明日夢ですが、おばちゃんに父の事を尋ねると
いい人だという答えが返ってきました。
今日は日曜なのに、会社へ行った事も。

さらに、そのおばちゃんの家の犬小屋を作ってくれていることも分かりました。
まだ、作りかけのようですが…。


みたらし団子を頼んだ桐矢の前に出されたのは、限定商品の「キビ団子・紅」。
桐矢は、自分が頼んだのはみたらし団子なので、それをいらないと断ります。

するとそこに現れた別のお客さんに食べるように勧めるヒビキ。
あきれてみている桐矢。


父の会社を訪ねて見た明日夢。
しかし、父は現場へ出かけていました。
帰ろうとする明日夢の横を、どうやら父の部下らしい2人が通り過ぎて行きました。
明日夢は2人を追いかけます。

…?
この会社、スマートブレインじゃないのかっ?


レジを扱えないヒビキを見て桐矢は手助けし、さらに、お店を手伝うといいだします。


カシャを見つけた威吹鬼とあきら。

…ん?

ここは、流星塾生が、デルタのベルトで仲間割れしてる時に、
デルタが現れ、オルフェノクを倒し、立ち去った所じゃないのかっ!?


父の現場を訪れた明日夢ですが、父は倒れて病院へ運ばれたと聞き、病院へ行きます。
しかし、ここでももう父は病院からレストランへ移動したと聞かされます。
家族との食事の約束が会った為に、いそいで移動したとのことです。

なんて忙しい男なんだろ!(笑)

明日夢はそのレストランの場所を訊きます。


たちばなでは慣れないお店のことで苦労するヒビキのもとに、威吹鬼から応援要請がきます。
いそいで出発するヒビキ。
そのヒビキを追う桐矢。


明日夢はレストランの外から、
家族と食事をする父を寂しげに見つめ、思いたったようにその場を去ります。
明日夢が向かった先は、父の隣りの家。
父が作りかけている犬小屋を完成させる為に。


一方、ヒビキを追う桐矢には全く気付かずに、響鬼紅へと変身するヒビキ。
「灼熱真紅之型」であっさりとトドメをさし、「気分爽快。」
よっぽどお店の仕事が苦手なんでしょうね。(爆)


肩を落とし、帰路につく明日夢。
そこへタクシーを運転する母が現れ、タクシーに乗り込みます。
今日は父に会えたけど会えなかったことを話し、
「父さんのことを好きでいていいの?」
と母に聞きます。

ここ、キュンとしたなあ。

母は、「私が惚れた男だもん」と笑い、明日夢も元気になりました。
2人は今日、外食することにしました。


それとは対照的に、1人で夜道を歩く桐矢。
「ヒビキ、お前はいづれオレのものになる…」
なんなんでしょう、このガキは?
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