三十七之巻 甦る雷(いかずち) 脚本:井上敏樹 監督:坂本太郎 2005年10月23日放送
戦いのあおりを喰らい川へ転落したあきらを探す、ザンキ、ヒビキ、トドロキだが、発見出来ない。

しかし、ノツゴを追ってきた朱鬼の目の前には、川に流されて気を失ったあきらの姿が。


シュキはあきらを助けた後、会話の中で、あきらが自分と同じく、親を魔化魍に殺された事を知り、
ザンキやイブキとは逆に、「憎しみを忘れるな、それがお前を強くする。」と…。


夜になってもあきらの捜索を続けるザンキとトドロキの前にあきらが姿を現す。
あきらを助けたのはシュキであることを聞いたザンキは
「シュキには2度と近づくな。」と強く言う。


ノツゴの行方を1人探すシュキの前に、スーパー姫とスーパー童子が現れるが、
そこには洋館の男女の姿も。

洋館の男女はシュキに対し「お前は鬼ではなく、むしろこちらに近い。共に来い。」と言うが
それを拒むシュキ。

それならばと攻撃を仕掛ける童子達だがシュキは炎の中に姿を消す。
そしてその時、無邪気だったスーパー童子も姫と同様、邪悪な様子へと変化を遂げる。


たちばなではイブキが「鬼払い」の命を受けていた。
鬼の力を悪用する者が現れた時、宗家の人間は鬼を倒さなくてはならないのだ。

詳しい話に移る前に席を外す事を余儀なくされたあきら。
1人でたちばなを後にする。

シュキについての話を続けるヒビキ、イブキ、ザンキ、トドロキ。
シュキは両親の仇であるノツゴを倒す為、ザンキをエサにしてまでノツゴを倒そうとし、
鬼を辞めさせられていたのであった。


鬼である事は鬼であってはいけない。

ヒビキの言葉の意味について話す明日夢と桐矢。
桐矢は明日夢が鬼に向いてないからからかわれたんだといい、
さらに、俺はヒビキの弟子になると宣言され、明日夢はとまどう。


シュキに「憎しみがお前を強くする。」と言われた事をヒビキに相談するあきら。
ヒビキはそれが正しいとも、間違っているとも言わず、
みんながぶつかる壁で、自分で答えを出すしかない、それだけ言い残し、
相談に来たイブキとその場を去る。

イブキもまた、鬼払いの事で悩んでいた。
そして、ヒビキにサポーターを引き受けてくれるように頼む。

しかし、ヒビキはその事には答えずに、
自分で答えを出せ、それがイブキとあきらにとって良い事ならばいいな。
と答える。

また、「鬼の仕事はキレイなもんばかりではない。」とも。


トドロキはシュキがザンキの師匠なら年の計算が合わないと思っていた。
ザンキいわく、シュキは呪術的な力で若さを保っていると。
そんな話をしている所へ、変ったアタリのディスクが。

ザンキは何も言わずに、1人車で山中へやってきた。

ザンキの前に現れたシュキ。

ザンキはシュキに鬼払いの命が下った事を教えるが、
シュキはイブキなど相手ではないと知らぬ顔。

また、鬼の力を取り戻す為に鬼を襲ったとしても、
今、トドロキの音錠を返せば、鬼払いの命を取り消せるかもしれないと、
シュキに鬼を捨てる事を頼む。

しかし、シュキは両親の復讐の為にノツゴを倒す事に執着している。
憎しみが自分を強くする。
そう信じるシュキの耳には、ザンキの
「鬼の仕事は人の命を守る事です。人も、鬼も。」
という言葉は届かない…。

その時、ザンキの後を付け、やりとりを聞いていたあきらが突然現れ、
シュキに「弟子にして下さい。」と言い出す。

シュキにも思うところがあったのか、あきらをともない、森の奥へと消えてしまう。

シュキはノツゴの行方を探る為に炎の式神を飛ばし、いずれあきらにもやり方を教えると言う。

その姿を背後から見つめるザンキ。
ザンキもまたヒビキと同じく、あきらが自分で答えを出す事に決めていた。

シュキとあきらの前にイブキが現れた。
シュキを倒す為に。
あきらには戻って来いと言葉をかけるがあきらはその言葉に従わない。

そこにとうとう、ノツゴが現れた。

シュキは変身し、戦い始める。

あきらがノツゴに捕らえられたのを見てザンキは車へと走り、
新しい武器、音撃弦・烈斬を取り出すと、なんと再び斬鬼へと変身!

朱鬼はやはりあきらごとノツゴを倒そうとしていたが、斬鬼があきらを救出。

今度は朱鬼がノツゴに捕らえられた。
朱鬼はノツゴに捕らえられながらも音撃を放ち、ノツゴはダメージを受ける。
そして朱鬼はノツゴに捕らえられたまま、斬鬼にトドメを刺すように指示。

少しためらいながらも雷電斬震を放つ斬鬼。

ノツゴは倒れた。

シュキはもう虫の息であった。

最後にザンキは問う。

シュキが以前、斬鬼もろともノツゴに音撃を放った際に、
わずかに斬鬼の急所を外していたのは故意なのかと。

シュキは手元が狂っただけだと言う。
そしてザンキに「死に顔を見られたくない。」
そう最後の頼みをする。

ザンキはシュキを花で覆った。

花の下で老婆へと変るシュキ。


雨が降る中、公園のベンチに1人たたずむあきらの姿があった…。
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