三十八之巻 敗れる音撃 脚本:米村正二 監督:田村直己(テレビ朝日)
2005年10月30日放送
明日夢の頭の中にはあきらから「鬼になる気はないんですか?と」言われた事や、
京介が「ヒビキの弟子になる。」と宣言している事でもんもんとしていたが、
そんな自分を振り払うように、近く行なわれるブラスバンド合宿へ向けて、
校舎の屋上でホイッスルを練習していた。

が、部長から明日夢は合宿には連れて行けないと言われ大ショック!

ひとみは明日夢を心配するが、明日夢はカラ元気で、ひとみをたちばなへと誘う。

それを見ていた京介は1人全速でチャリをこぎ、たちばなへと向かった。


元気にたちばなへとやってきた明日夢とひとみ。
が、先にたちばなへ来ていた京介は
「またヒビキさんになぐさめてもらいに来たのか?」と
減らず口。

ちがうよ!という明日夢だが、そのやり取りをみていたみどりは、明日夢から事情を聞くと…
なんと、元ブラスバンド部長のみどり、合宿に行けない補欠の子を集めて私がシゴいてやるっ!
と、大張り切り。

なんなんだ、この展開はっ。。。

森の中で木にもたれかかり耳を澄ますヒビキ。
と、そこへ当たりのディスクが帰ってきた。

早速、人を襲うスーパー姫とスーパー童子の前に現れた響鬼。
すぐにアームド響鬼に変身。魔化魍に音撃をブチかます。が、音撃が効かない!


そのころ、みどりの合宿の場所には、みどり、明日夢、ひとみ、京介だけの姿が。

どうやら他の補欠の子は来ないようだ。

京介はみどりに猛士の事を詳しく聞こうとするが、またもヒビキの弟子になる!と言い出したので
みどりは早速、合宿を開始する事に。

まずはメトロノームに合わせて〜っ!と髪を振り乱すみどりと目が合ったのはイブキ。

あきらの行方が分からないから捜しに来たのだった。
その話を聞いてあきらを小馬鹿にした発言をする京介。
当然、イブキは京介を怒る。が、突然、魔化魍出現の連絡が入ったので現場へ急行!


音撃が効かない魔化魍に苦戦する響鬼だが、威吹鬼と轟鬼が援護にやって来た。
3人がかりでも苦戦する相手なので、今度は3人の音撃を合体させる3人の鬼。

しかしそれも効かない!ここはひとまず退散することに。


明日夢は合宿の間も、京介が言った「ヒビキの弟子になる。」
という言葉が頭から離れず、集中出来ない。

思わず明日夢は合宿から帰ろうとするが、ひとみに声をかけられ悩む。

と、そこへヒビキが現われ、そんな明日夢を分かってか優しく声をかける。
明日夢は元気だと答えると、「みどりは?」

ヒビキは音撃が効かない魔化魍の事をみどりに相談に来たのだった。


たちばなでは、イブキがあきらから避けられている事を、香須実と日菜佳に相談していた。
香須実は言う。
あきらはイブキに相談しにくいんじゃないのか。
イブキは挫折や、泥にまみれた事がなく、いつも上から物を見ていると…。


夕暮れの中、ヒビキは明日夢に、「何かあったのか?」と聞く。
明日夢は「ヒビキさんもうまく太鼓が叩けなくなった事あるんですか?」と尋ねと、
ヒビキは「そんなことはしょっちゅうある。
そんな時は自然のもの全てにある『響き』を体に刻み付ける。
そうすれば自分のリズムを取り戻す事が出来るんだ。」と答える。


音撃が効かない魔化魍の事を考えつつも、ショーウインドウの中にあるウェディングドレスを見て
「日菜佳さん、これ着たらキレイなんだろうな〜!」
なんて、考えが横道にそれているトドロキ。

の前を、助手席にイブキを乗せたザンキの車が通り過ぎたのを見て、トドロキは後を付けた。

イブキはあきらの事をザンキに相談しているが、ザンキの答えは、
『あきらが答えを出すしかない』
だった。

しかしイブキは、自分が宗家の跡取りとして当然の様に鬼になったこと、
でも、他のみんなは何かきっかけがあって鬼になったこと、

だから自分があきらの気持ちなんか分かるわけが無い、
自分には師匠になる資格が無かったんだ

と思わず口にしたのを聞いたザンキは、イブキを車外に出ろと命じ、
イブキの顔面を思い切り殴り、「お前はもう師匠だろうが!」と。

ザンキさん、かっこ良すぎですね…。


ヒビキに言われた様に森の中で「響き」に耳を傾ける明日夢だがうまくいかない。
ひとみはもう帰る時間だからと挨拶をし、「がんばってね。」と声をかける。

やさしいなあ。

そして、そんな明日夢を木の影からうれしそうに見守るヒビキ。


イブキが去った港で海を見つめるザンキだが、急に胸の古傷が痛み出し苦しむ。
そこへトドロキが田舎のお土産を持って現われる。

心配するトドロキだが、笑ってザンキにお土産を渡す。

ザンキはトドロキに何か用かと問うと、
「また鬼に復帰して一緒に戦って下さい!」と言い出す。

しかしザンキはとりあわず帰ろうとすると、今度は
「イブキさんみたいに思いっきり殴って下さい!」と頭を下げるトドロキ。
だがザンキは、殴る価値も無いと言い残し車で立ち去ってしまった・・・。


合宿では夕飯の仕度をする明日夢と京介、
アームドヒビキを調べるみどりとヒビキ。

先日、アームドヒビキを奪われた祭に、何か特殊な波動を受け、音撃を研究され、
バリアーのようなもので、音撃を防御されているらしい。

と、突然魔化魍が合宿を襲ってきた!
ヒビキは変身し戦う。が、スーパー姫とスーパー童子も現われ、
明日夢が襲われそうになると、なんと、みどりが怒りの反撃!

みどりのキレイな蹴りもよかったけど、スーパー姫が明日夢に言った
「マシュマロぼうや」ってのがウケタ!


イブキが通りかかった踏み切りの向こうにはなんと、あきらの姿が!


港で1人泣きじゃくるトドロキ。


結局、スーパー姫とスーパー童子に捕まってしまった明日夢とみどり。

魔化魍にやられケガを負ってしまった響鬼。

ヤバイじゃん、みんな!
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