四十一之巻 目醒める師弟 脚本:井上敏樹 監督:金田治 2005年11月27日放送
変身したあきら!
しかしあっさりと魔化魍に弾き飛ばされ、気を失ってしまった。

駆け寄る威吹鬼。あ!あきらの変身が解けている…、ということは

素っ裸!?キャー!

それを見た明日夢と京介は駆け寄ろうとするが、(裸見たいの〜?/笑)
木に襲われそうになり慌てまくり。

響鬼と威吹鬼も必死で防戦、その隙を見て、響鬼は明日夢と京介に、「走れ!」


たちばなへ戻り、みんなにこってり絞られる、明日夢、京介、あきらの3人。
明日夢と京介が、あきらの弟子入りを申し込み、それをあきらが受けた事でだ。

しかし京介は、考え抜いた末の結論だと言う。

香須実は明日夢にも気持ちを訊くと、明日夢も、京介と同じ気持ちだと言う。
それを聞いて、香須実は微笑むが、ヒビキは納得していない。

そんな中、あきらは固く口を閉ざしたまま…。


たちばなの地下にこもり、古文書を調べる勢地郎。
〜コダマの森現われたる後、オロチ来たれり〜
「オロチ、まさか…」とつぶやく勢地郎の前に、蝶の式神が。

怒られた事で、「人の気持ちを考えずに行動しちゃったのではないか?」
と、気にする明日夢だが、京介は、そんな明日夢を「すぐにあきらめるのか?」と批判。
また、「森の中で自分は逃げようとしたんじゃないし、俺は絶対に、逃げない!」
と、意思の強い事をアピール。

歩きながらそんな会話をしている2人をヒビキが待ち伏せていた。


「困った弟子だな。師匠の許可も得ずに、勝手に鬼になったりして。」
イブキは、冗談めかして、あきらに言った。

「すみません。」

あきらは答えた。そして、

「僕だけにはどうして2人を弟子にしたのか、教えて欲しい。」
「君はまだ、僕の弟子のはずだ。」

「すみません。」

そう答えるだけのあきら…。


明日夢と京介のを待ち伏せていたヒビキがとった行動は、意外なものだった。

「よっ」(シュッ!て言ってる?、例の手首をくるっと返すポーズ)

「やってみ!」

なんだかよくわからず、怪訝そうに「よっ」と、する2人に、ヒビキはダメ出し。
なんでも、角度と余裕と最後に、笑顔が大事らしい。(笑)

そしてヒビキは、2人に弟子になりたいのかを改めて確認すると、
なんと、2人を弟子にしてやると言う。

でもこれはヒビキの作戦だったようで、
「弟子にしてやる代わりに、俺の言う事をちゃんと聞くんだ。
鬼や魔化魍の事を忘れて、普通の高校生に戻るんだ!」

しかし2人はもちろん、納得出来ずに弟子を辞退。
あきらの弟子を続けると言って、走って逃げたのでした。(笑)

「どうしたぁ?なんだぁ?」と、くやしそうなヒビキ。(笑)


蝶の式神を追って来た勢地郎の前に、洋館の男女が現われ、勢地郎に警告する。
「オロチが近づいている…鬼を集めろ。全てが滅ぶ…」


たちばなへ戻ったヒビキは日菜佳と香須実に、何故、2人を弟子にとらないのか?
少なくとも、明日夢はヒビキを見てきているから、ハンパな気持ちじゃないのでは?
そう聞かれ、ようやく本心を話します。

2人は単に、強さに憧れているだけのような気がするから、もう少し見ていたい。と。


あきらの指導のもと、通園時の交通整理をする明日夢と京介だが、その理由がわからない。

園児の動きを全て把握する力、突然の事に対処出来る柔軟性、
馬鹿にされても怒らない忍耐力。
すべて、鬼に必要なものだ。

そう聞いた2人は、納得して交通整理を再開。

と、その時、トラックに轢かれそうになった園児を体をはって助ける京介!
京介は、ハンパな気持ちで鬼になりたいとは言っていない事を、明日夢に再度告げるのだった。


イブキと香須実は一緒に食事に行っていたが、その帰り道のこと。
突然風景が変わり、2人はコダマの森の中に立っていた!

すぐに香須実は、足を木のツタにとられて引きづられ、
イブキもまた、魔化魍に弾き飛ばされてしまう。

駆けつけたトドロキの耳にも香須実の助けを呼ぶ声が聞こえた。

トドロキはイブキを発見。
気を失っていたイブキは目を覚ますと、
2人は変身して戦い始めた!


「コダマの森は森にあらず。1つの木にて操らるるなり。」

日菜佳は、勢地郎が発見したヒントを、あきらに伝えた事でヒビキに怒鳴られたが、
ヒビキが携帯を持たず、連絡が取れないからだと反論すると、

「買ってくるよぉっ!行ってきます、シュッ!」

と、怒って飛び出して行ってしまいました。(笑)


魔化魍に苦戦する轟鬼と威吹鬼。
コダマの森に到着した、あきら、明日夢、京介の3人。
あきらはディスクで魔化魍の注意を引き、その隙に威吹鬼に烈風を渡しました。ウマイ!

香須実が捕らえられていた大きな木を見つけた明日夢と京介の目の前に、
偶然、魔化魍に弾かれ、轟鬼の烈雷が落ちてきました。

2人は思い切って、烈雷で木を、グサッ!
本体が傷ついたせいでしょうか、音撃が効き始め、威吹鬼がとうとう、魔化魍を仕留めました!

そして、最後は、遅れて来たヒビキ、アームド響鬼へと変身し、
鬼神覚声で本体を撃破!
すると、コダマの森は消え失せ、平和な植物園?へと戻ったのでした。

あきらは威吹鬼に近寄り、

「最後のサポートが出来てよかったです。」

そう告げた。
威吹鬼も、自分で答えを出したあきらに納得したようだった。

さらに、あきらは、明日夢と京介を勝手に弟子にした事を詫び、

これから鬼になるかも知れない2人に、自分が教わった事を伝える事が出来れば、
自分が修行した時間も無駄にはならない、そう思っての行動だったと、訳を話した。

そしてあきらは響鬼へ近寄り、最後のお願いがあります。

そう言って、明日夢と京介を弟子にしてくれるよう、頭を下げた。

…威吹鬼も。

響鬼はみんなの顔を見渡し、少し考えた後、くるりと背中を向け、歩き始めた。

「響鬼さん!」

叫ぶ京介。

「どうした?ついて来ないのか?明日夢?、京介?」響鬼は2人を促した。

「はい!」2人は駆け出していた。威吹鬼達に頭を下げ、響鬼についていく2人。
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